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ニキビ治療用の抗生物質(抗菌薬)の飲み薬・内服薬について

ニキビが悪化してくると、炎症を起こし始めたりすることがあります。


ニキビが炎症を起こすと、表皮だけではなく、真皮層にまで炎症が広がっていくことがあります。そうなると、簡単には治すことが出来なくなりますし、ニキビ痕の原因にもなってしまいます。


ニキビはただ治すのではなく、きれいに治すということが非常に大切なので、皮膚科ではある程度進行しているニキビだけでなく、できはじめのニキビであっても念のためニキビの原因菌が繁殖しないように抗生物質が処方されることもあります。


すでに炎症を起こしている場合は必ず処方されます。


抗生物質といっても、その種類はいろいろあって、ニキビや肌の状態に合わせたものが処方されます。ニキビ治療のための抗生物質としてよく処方されるものとしては、


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◎ マクロライド系抗生物質:クラリスロマイシン、ルリッドなど


効果:ニキビの原因菌の合成を防ぎ、繁殖を抑制し、炎症や化膿を防ぎます。
副作用:特になし。


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◎ テトラサイクリン系抗生物質:ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど


効果:ニキビ部分で脂肪が分解されるのを抑制し、炎症を抑える働きがあります。
副作用:妊娠中は完全にNG、めまい、ふわふわ感


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◎ セフェム系抗生物質:セフゾン、フロモックス、セファクロルなど


効果:ニキビの原因菌の合成を防ぎ、繁殖を抑制し、炎症や化膿を防ぎます。
副作用:下痢、発疹


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ニキビの原因菌にどう作用するかは抗生物質によって異なりますが共通するのはニキビの原因菌の繁殖を抑制することで、炎症や化膿を防いでくれるということです。ただ、抗生物質は効果が高い反面、長期的な使用ができません。


長期的な使用ができない理由は、


● 副作用があること
● 抗生物質が効かなくなる耐性菌を生んでしまうから。


といった理由があるからです。副作用もありますし、使えば使うほど効果は落ちていくものなので、あまり症状がひどくない状態で抗生物質が処方されたら断ることも重要です。