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培養表皮移植~ニキビ痕凹凸治療の最終手段

培養表皮移植と言うのは、自分の耳やワキの下のような目立たない皮膚を取り除き、それを培養して正常の皮膚が失われた「瘢痕皮膚」に 移植するという皮膚治療になります。


他のニキビ跡治療と比べると、かなり高度で本格的な医療行為になります。当然、治療費にかかる費用もかなりのもの(70万円~)になりますので、ニキビ痕の凸凹を治す最後の手段という位置づけの治療法だと思ってください。


ただ最後の手段といっても、培養表皮移植にも限界があります。


他のニキビ跡治療に比べると効果が高い治療方法ではありますが、それでも理想とするつるつるの肌を100%の仕上がりとすると50%程度が培養表皮移植で再生・修復できる肌の限界だと思っておいたほうがいいと思います。


培養表皮移植の治療ですが、最初に採血をして、感染症異常がないかどうかを確認します。検査の結果、異常がないようであれば、わきの下や二の腕の内側から皮膚を採取して培養に入ります。


培養には最低でも1ヶ月かかります。すぐに移植出来る訳ではありません。稀にですが培養出来ない場合もあります。うなく培養ができて皮膚ができあがれば、移植を行います。


移植前には、静脈麻酔や局部麻酔をした後で、ニキビ痕の凹部分をレーザーで削り取ります。


そして、ニキビ痕の凹み部分がある部分に培養した皮膚を貼り付けます。従来の皮膚移植のように縫合した部分が目立つこともありませんし、培養した皮膚からサイトカインが治癒を促進するので、傷跡はきれいになくなります。


培養表皮移植の後は、施術当日と翌日の2日間は抗生物質の点滴を受けなくてはいけません。抜糸は術後の約5~7日後なので、それまではお化粧などは出来きない状態になります。


さらに新しい皮膚は周りの皮膚に比べて色や質感など見た目に違和感があります。この違和感は5か月~6か月ぐらいするとだいぶ周辺の皮膚組織になじんで目立たなくなってきますが、それまではちょっと大変だと思います。


● お金もかかる(治療費のほか入院滞在費が必要)。治療部位の範囲によって70万~
● 培養表皮移植を行ってくれる医療機関が数えるほどしかない
● 検査~培養~皮膚貼り付け~治療完了までかなりの時間と期間を要する


ニキビ痕凸凹の治療の最後の手段というだけあって非常に大掛かりなものになります。誰でもできる治療ではないことはここまで説明してきたことを読むだけでお分かりになると思います。ニキビ痕に困っていても培養表皮移植の治療を受けられる人はほんのわずかだということです。


何をしても効果がない、とにかく凸凹が酷いという方のみが対象となるニキビ痕の治療法です。